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2024-02-10　[俳句]

ひまわり

を


掲げて


異形の

者ら

ゆき

2024-02-10 23:49  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

ほうたる

を


追う

て

死児

は

行き

にけり

2024-02-10 22:50  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

門松

や


殺到

したる


上意討ち

2024-02-10 22:36  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

切腹

の


首切り

刀

に


蛍

かな

2024-02-10 22:34  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

死ぬ

ための


余力

も

あらず


飛ぶ

蛍

2024-02-10 22:31  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

赤とんぼ


野糞

している


頭の上

2024-02-10 22:28  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

黒爪

の

指

を

選びし


赤とんぼ

2024-02-10 22:26  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

とりあえず


死なず

に

おれば


蛍

来る

2024-02-10 22:24  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

原爆忌


今では

各地


持ち回り

2024-02-10 22:17  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

かたつむり


とっくに

地球


滅びしに

2024-02-10 22:15  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

月光

も


黄金仏

に


奪われて

2024-02-10 22:13  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

月光

も


差すこと

あらぬ


裏街道

2024-02-10 22:12  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

月天心


されど

裏道


暗く

あり

2024-02-10 22:09  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

裏長屋


月

が

ひかり

を


出し惜しみ

2024-02-10 22:07  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

生きてるか


生きているか


と

こおろぎ

の

2024-02-10 22:05  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

今朝の秋


切れ痔

に

風

が

染み込んで

2024-02-10 22:04  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

魂

の

欠片

の

ごとき


蛍

かな

2024-02-10 21:57  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

ふわり

来て


死人（しびと）

に

止まる


蝶々

かな

2024-02-10 21:56  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

亡骸

に


吸い寄せ

られる


蛍

かな

2024-02-10 21:52  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

枯れ

果てし


畑

に


案山子

立たされて

2024-02-10 21:47  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

何件

の


火事

に


蛍

関われり

2024-02-10 21:26  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

亡骸

に


真っ先

に

来る


蛍

かな

2024-02-10 21:23  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

補聴器

の

最大

ボリューム


秋の声

2024-02-10 07:03  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

三面鏡


未来

と

過去

しか

映らざり

2024-02-10 07:02  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

天井

から


垂れて

いるなり


蛇衣

2024-02-10 07:00  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

散らばって


寝屋

まで

続く


花衣

2024-02-10 06:56  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

孤閨

など

守る

気

あらず


竹婦人

2024-02-10 06:52  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

いくたりに


抱かれて

ここに


竹婦人

2024-02-10 06:51  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

残り香

と

ともに

抱いたり


竹婦人

2024-02-10 06:50  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

老い

果てて


幼児

返り

や


天瓜粉

2024-02-10 06:48  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

幻影

と

化せる

故郷

や


虹の下

2024-02-10 06:47  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

村じゅうに


蛍

の

舞える


過疎の村

2024-02-10 06:44  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

放たれて


籠

に

帰る


蛍

かな

2024-02-10 06:42  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

ひとり寝

の

枕

は

いつしか


水枕

2024-02-10 05:07  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

ただ

老いて


ただ

老いきって


おらが春

2024-02-10 02:46  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

亡骸

に


雲霞

の

ごとき


蛍

かな

2024-02-10 02:37  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

亡骸

を

灯して

飽かぬ


蛍

かな

2024-02-10 02:33  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-10　[俳句]

亡骸

の

前

にて

いざかう


秋の暮

2024-02-10 00:03  nice!(0)  コメント(0) 
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