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2024-02-08　[俳句]

熱風

は


どれだけ

角

を

曲がり

来し

2024-02-08 22:19  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

たけのこ

に


床の下

から


突っつかれ

2024-02-08 22:13  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

名

を

なくし


木々

は

枯木立

と

なって

ゆく

2024-02-08 22:04  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

水

のごと


枯木

が

月

を

浴びて

おり

2024-02-08 22:01  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

見れば

今


枯木

の

中

を


蝶

が

舞う

2024-02-08 21:59  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

月光

を


差し出し

くれし


小さな手

2024-02-08 21:54  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

脳幹

を


這いずり

来たり


かたつむり

2024-02-08 21:53  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

蛍火

に


空っぽ

なりし


脳の中

2024-02-08 21:43  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

目

を

閉じる


力

も

あらず


月天心

2024-02-08 21:36  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

去年

今年


違い

の

あらぬ


日記

かな

2024-02-08 21:31  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

年老いて  


日記

で

昨日

思い出し

2024-02-08 21:29  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

ひまわり

は


明かり

で

おのが

恥部

隠し

2024-02-08 21:25  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

ひまわり

の


明かり

の

中

を


夜汽車

ゆき

2024-02-08 21:21  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

ひまわり

を


旗指物

に


小僧たち

2024-02-08 21:20  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

昼の蛍


食わる

を


誰も

気に止めず

2024-02-08 20:34  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

ひまわり

を


窓

なき

部屋

の


明かり

とし

2024-02-08 20:28  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

ひまわりを


棺

の

中

に


投げ入れて


2024-02-08 20:27  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

人間

は


蛍

も

逃げ出す


闇

を

持ち



2024-02-08 20:24  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

茶摘女

の


孕んで

いるなり


いくたりか

2024-02-08 17:31  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

糸とんぼ


どうにも

ならぬ


風の行方

2024-02-08 16:21  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

かたつむり


地上

に

這う

は


おのが

のみ

2024-02-08 16:20  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

過疎の村


嫁御

は

みんな


雪女郎

2024-02-08 14:43  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

抱きし

子

の


熱

で

溶けるや


雪女郎

2024-02-08 14:41  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

雪解けて


雪女郎

の


水たまり

2024-02-08 14:40  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

引出し

の

中から


波音


三月

や

2024-02-08 14:08  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

大声

で


蝉

が

鳴くなり


死ね

と

こそ

2024-02-08 11:37  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

戦争の


鳴り

響く

中


春の雪

2024-02-08 11:35  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

落ちくる

を


迷うて

いるなり


春の雪

2024-02-08 11:33  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

赤とんぼ


先導

したる

は


浄土

かな

2024-02-08 11:30  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

赤とんぼ


小面憎き


顔

をして

2024-02-08 11:29  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

掴みたる


蝶

を

思わず


握りしめ

2024-02-08 11:27  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

蝶

行く

や


永遠に

届かぬ


空の果

2024-02-08 11:24  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

蛍火

の


付け火

の

ごとく


あちこち

と

2024-02-08 11:22  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

人の声


聞かぬ

日々にも


日脚伸び

2024-02-08 11:21  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

青き踏む


一足

ごとに


老い

ながら

2024-02-08 07:19  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

ただ

溺れ


息

が

出来ない


蚊帳の

2024-02-08 07:18  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

ひたひた

と


地獄

押し寄す


蚊帳の中

2024-02-08 07:16  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

蚊帳の中


夢

に

すがって

浮き上がり

2024-02-08 07:14  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

こがらし

の

荒れる

や


孤独

に

耐えきれず

2024-02-08 07:10  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

わが

胸

に


こがらし


いつまで

泣きじゃくり

2024-02-08 07:09  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

赤々

と


月光

落ちる


火事場

かな

2024-02-08 07:07  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

二階から


見る

月

いつも


まっ赤なり

2024-02-08 07:06  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

異形の者


宴

続く

や


夕桜

2024-02-08 07:04  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

老いが春


言葉

は

みんな


枯れ果てて

2024-02-08 06:59  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

ふるさと

は


音信不通


曼珠沙華

2024-02-08 06:58  nice!(0)  コメント(0) 

2024-02-08　[俳句]

亀

鳴けり


人

の

滅び

を


見る

はめと

2024-02-08 06:22  nice!(0)  コメント(0) 
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